リオの正体。

モンスターマスター

今日も仕事の後、いつものカフェに向かった。
モンスターマスターをしてるとリオからまた仲間の募集がかかった。
僕はさっそくリオの元に行きメッセージを送って見る。
「いつも同じカフェでリオと冒険んしてるのに、一度もリオの姿を見た事ないね。」

しばらくリオは黙っていたが、メッセージが返ってきた「そうね。でも私達は合わない方が良いとおもうわ」その言葉を聞き、僕はカフェを見渡す。あの女性が居た!
僕は勇気を出して立ちあがった。そして女性に近づく。僕の気配に気づいて女性が振りかえる。隣に座って話しかけた。「君がリオだね?」

「え?なんのこと?」と言う返答が返ってきた。モンスターマスターの事を説明するが全然わかってない感じだ。僕がいつもこのカフェに来てること、そして彼女がその間ずっと携帯を触ってることを説明すると。女性は「そのリオって人は私じゃない」と説明した。いつも仕事終わりにこのカフェに寄るのは、彼氏を待ってるから。だそうだ。彼氏は少し遠い場所で働いており、この駅に来るまで大体一時間くらいかかる。その間ずっとメールのやり取りをしていたらしい。
って事はリオは?と周りを見渡すがそれらしい女性はいなかった。リオにメッセージお送るがその日はもう帰って来ず。冒険は中止になった。

次の日もリオに会いにカフェにやってきたがいくら待ってもモンスターマスターの募集はかからなかった。

一週間後の金曜日。この日は雨で、カフェに行くと誰もいなかった。
この日、僕は傘を忘れた為少し濡れていた。ホットコ―ヒーを頼み。席に着く。
この一週間リオは一度も募集を呼び掛けていない。今日、何もなければこれで終わりにしようと思っていた。

ホットコーヒーを飲みながら携帯を見て見ると、リオからモンスターマスター募集のメールが届いた。
モンスターマスターにログインする。リオが現れた。
カフェを見渡すがお客さんはいない。僕が何も言わないでいるとリオからメッセージが届く「2階にいるわ。上がってきて」

僕は思わず息を飲み2階へ上がった。周りを見渡すが人の気配がしない。大きなカフェでは無いので居るならすぐに分かるハズだ。「リオにどこにいるの?」とメッセージを送った。そうするとスタッフオンリーと書かれた扉が開いた。

腰の曲がったおばあさんが「私がリオよ。このカフェのオーナーなの」と言って現れた。そう言えばこのカフェ外から見ると3階建てなのに中は2階までしかない・・・・。